新日本プロレスが面白い。
最近に限らずなんですが、私が度々話題にしてきた、新日本プロレスのお話です。
ハマった経緯や、なぜ面白いのかを考察していきます。
ハマった経緯
私がプロレスを見始めたきっかけはAmazonプライムの「有田と週刊プロレスと」です。
有田と週刊プロレスとには試合映像が無いので、YouTube上でプロレスの試合を一つ、観ました。
それが何の試合だったかは忘れましたが、とにかく凄かったんですよね。
それからは土曜夜中2時からのワールドプロレスリングを録画して視聴し続けております。
最近は新日本プロレスワールドという月額999円の定額制動画配信サイトにて、生でプロレス観戦を楽しんでおります。
さて、プロレスを知らない方は私が何故そこまで引き込まれるのか?疑問に思うでしょう。
そこで、私が思う新日本プロレスの魅力を3つ!お伝えします。
① 選手に感情移入できる
例えば私のハマった内藤哲也選手。
こんなイケメンに感情移入なんてできないだろ!と男なら卑屈になると思いますが。
苦労の歴史があるのです。
内藤選手は10年ほど前のデビューから、抜群の身体能力とルックスを持った内藤選手は当然、ベビーフェイス(正義役)としてトップ戦線で活躍するように期待されていました。
当然、内藤選手もそれに応えようと努力します。
しかし、なぜか結果はいまいち。
会場はそこまで盛り上げられず、時にブーイングさえ食らう。
どんなに好かれようと努力しても今ひとつ。
そんな中、ある事がきっかけで心の持ちようを変えます。
それが「好かれるため媚びた動きをするのではなく、自分のやりたいことをやる」というもの。
この考え方が支持されてそれまでのいまいちな客の反応が一変。
内藤選手が入場するだけでも「内藤」コールが起こるようになったのです。
後、有名どころで言えば本間選手。
バラエティにも出演している選手でそのハスキーボイスが有名ですよね。
でもこの人、ちょっと前まで普通の人なら一生寝たきりか、車椅子生活になるような怪我をしていたんです。
なのに、必死にリハビリをして、プロレスラーとして復帰。
この姿に勇気をもらえる人は多いんじゃないでしょうか。
こういう背景が選手一人一人にあるので。
感情移入できるプロレスラーは誰にでもひとりは居るはずですよ!
② 試合がわかりやすい
よく、プロレスと比較されるのが総合格闘技。
子供の頃にちょうど総合格闘技ブームが起きていたのでテレビで見たことはあったのですが、正直、何が面白いのかが全くわかりませんでした。
その理由は、初めて見る人にはわかりづらいから。
どういう技をかけているのか、とか。何でこの人が勝ったのかとか。何でこの2人は戦うのか、とか。
よく知ってる人なら楽しめるでしょうけど、子供には難しすぎました。
その一方。プロレスはわかりやすいです。
その典型例がチョップ。
わかりやすく痛い音が鳴り響くので、「痛そう!」と誰にでもわかります。
また、最近ではわかりやすく超人的な技をかけることも多いです。わかりやすくスゲエ、となります。(この選手の技は特に凄いです。)
そしてプロレスの場合、9割以上の試合は「必殺技」がクリーンヒットすることで決まります。
だから、何で勝ったのかもわかりやすい。
そして、戦う理由。
これもきちんとストーリーとしてリング上、あるいはバックステージで展開されるので、わかりやすい。
最近ではSNS上で選手同士が喧嘩することもあります。
しかも大きな試合限定にはなるのですが、新日本プロレスの場合、何故戦うのかをわかりやすく伝える為のプロモーションビデオをYouTubeで観ることができます。
それを見るだけでも楽しめるんですよね。
脱線しましたが、とにかくプロレスは「わかりやすい」のです。
③ 勝ち負けだけじゃない魅力がある
一般的に、プロスポーツであれば勝つことが全てですよね。
基本的に負け続けたらプロとしてスポーツを続けられません。
でも、プロレスに勝ち負けは勝ち負けが全てじゃないんです。
会場を盛り上げることができたか、とか。お客さんを満足させることができたか、とか。
そういう点が非常に重要になるのです。
話が逸れますが、プロレスは八百長だ、と冷ややかに言われることがあります。
そうです。八百長です。
ただ、一言言わせてください。
恐らく皆が八百長を嫌がる理由って、「お金払って試合を観ているのに手を抜いて適当にやるのが気にくわないから」でしょう。
たしかに前哨戦であればある程度のところで終わりにすることも多いのですが。(それでも素人にはできない動きをするので、充分凄いです)
最近の新日本プロレスのビッグマッチを見れば誰でもわかります。手なんて一切抜いてません。
死んでしまうのではないか。そんな技をかけたり、かけられたりするわけです。
手を抜いて出来る訳がありません。
手を抜かずとも怪我をしたり、下手したら死んでしまう訳ですから。
これが他のプロスポーツと全く違う所じゃないでしょうか。
プロスポーツは基本的に死にませんからね。
話がずれましたね。
とにかく、色眼鏡なしに試合を見ればわかります。
新日本プロレスの場合、週1回、無料の試合が公開されているので、それをここに貼り付けておきます。
凄い盛り上がりますし、楽しいです。
それが、一番大事なんじゃないですか。
というところです。
このブログをキッカケにプロレスへの考え方を変えてくれる人が出てきてくれたら、それに勝る喜びはございません。